羽生結弦 フィギュアスケートあれこれ

他のスポーツの代表選考(レスリング・柔道・マラソン・競泳)

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羽生結弦選手の怪我の具合により、グランプリファイナル、全日本選手権への出場の可否が気になります。もちろん、ファンとしては試合は見たいけれど、それよりも怪我の痛みが早く無くなって回復してくれる方がいい。

「全日本選手権にもし出場できないのであれば、世界選手権も選考されるとしたらおかしい」という意見もチラ見しました。私は逆に、「全日本一発勝負なんて他のスポーツではやってなくない?」と真っ先に思いました。

例えば柔道やマラソンなんかではいろんな試合やレースの成績とかから総合的に判断してなかったっけ?と思ったのです。金メダルを取れる可能性の高い選手を選ぶというのが大原則だと思います。なので他のスポーツではどうなのか、ということを調べてみました。

それというのも、吉田沙保里さんが全日本選手権をスキップするというニュースを見たから。「ああ、これだけで決まるわけじゃ無いんだ、他にもチャンスがあるんだ」と知ったから。

◆東京五輪出場への条件 全日本選手権を欠場した場合、来年6月の明治杯全日本選抜選手権が最初で最後の関門となる。この大会を制し、全日本選手権王者とのプレーオフで勝って19年世界選手権の代表に入り、3位以上になれば出場権が得られる。プレーオフで負けた場合も世界選手権代表の選手が4位以下になれば、来年の全日本選手権が最終選考の場となる。

↑レスリングの条件

フィギュアスケートの場合はこちら

スケート連盟のサイトはこちら

1. 世界フィギュアスケート選手権大会
(男女シングル 3 枠、ペア、アイスダンス各 1 枠) (1) 男女シングル
1 全日本選手権大会優勝者を選考する。 国際競技会派遣選手は、以下の選考基準に従い、強化部において候補を決定し、 フィギュア委員会及び理事会、選考委員会の承認を経て確定するものとする。
2
3

以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して 1 名選考する。
A) 全日本選手権大会2位、3位
B) ISUグランプリファイナル出場者上位2名
C) 全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して、1 2 で選考された選手を含め 3 名に達
するまで選考する。
A) 2 の A) から C) に該当し、2 の選考から漏れた選手
B) 全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンワールドランキング上位3名
C) 全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名 最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須である(補欠の選考はこれに限らない)。 ただし、過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない 理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発 生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、世界選手権大会時の状態を見 通しつつ、選考することがある

本当だ。必須と書いてある。ただしという以下の文章、

「過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない 理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発 生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、世界選手権大会時の状態を見 通しつつ、選考することがある」

というのが羽生選手に当てはまりそうなところ。「選考することがある」というちょっと消極的な書き方が気になりますが…。

よっぽどのことが無い限り参加してほしいという意思の表れっぽく見えますが、多分スポンサー事情とか視聴率とかトップ選手が揃わないと大会の権威が…みたいな事情があるのだろう、と推測します。

柔道の選考の場合

世界選手権の選考の場合。夏の世界選手権と冬のグランドスラムの両方を制した場合は、すぐに翌年の世界選手権内定が出るそうです。それ以外の場合はこちら。

「11月の講道館杯から始まり年末のGS東京、年明け後2月から行われる国際大会、4月の全日本選抜体重別選手権に出場した選手の中から、総合的に見てメダル獲得が期待できる選手」

複数の試合から総合的に判断とのこと。ニュース記事はこちら。柔道の場合「金メダルに一番近い選手を選ぶ」というところを結構強調。1階級に1人または2人しか枠がないから結構選ぶの大変な印象があります。

マラソンの場合

マラソンの五輪選考に関するニュースって結構見たことがある気がします。男子、女子と二つのカテゴリに分かれていて、代表として出られる人数が3人くらいなところ、金メダルは一人しか得られないところなどはフィギュアの男女シングルに似てる!と思います。競技は全然違いますが。

東京オリンピックの場合ですが、選考基準はこちらのサイトに。マラソングランドチャンピオンシップのレースに優勝すると即内定。2位3位の場合設定記録を上回っていればもう1枠内定。残り1枠は、その後に行われる複数試合からのファイナルチャレンジにて決めるそうです。ちょっと複雑ですが、一つだけではなく2段階選抜を取っているようです。

競泳の場合

色々な国際的な大会について選考基準のソースはこちらにありました。

アジア大会の場合は、日本選手権と、追加でジャパンオープンの大会より、「総合的に判断する」とのこと。東京オリンピックの代表は、世界選手権で金メダルを取れば、即内定だそう(ニュース記事)。オリンピックでは選考会に優勝しても派遣記録を上回らないといけないとか。。

一発選考の種目は?

検索してみましたがわかりませんでした。中にはあるのかもしれませんが、同じ種目ばかりひっかかってしまうので。。(マラソン、柔道、水泳、フィギュアが多い)。興味深かったのは、マラソンではかつて一発選考をしていた時期があったけれど、エースが欠場せざるを得なくなってしまったケースなどの経験を踏まえて今に至っているとか。他の種目でも一発選考で決める傾向は無いように感じました。

フィギュアもそこまで詳しく無いですが、他のスポーツのことはもっとわからないので、欠場のケースとか細かい部分まではわかりません。無知なので色々勘違いしているところもあるかもしれません。

 

ただ、柔道なんかは割と堂々と「金メダルに一番近い選手に」とはっきり言っている印象で、他のスポーツも大体はそこが焦点になっているような印象を受けました。

フィギュアスケートでの全日本選手権では、優勝者は即決定、グランプリファイナルやらシーズンランキングやらも考慮していて、総合的に判断しているという点では他のスポーツと似ているところがあります。

ただ、見ている人は盛り上がるだけに?全日本だけで決まらないのはおかしい!とか全日本に欠場して選ばれるなんてズルい!と感じる人も中にはいるようです。。が、他のスポーツの例でみていくとおり、根本的には「メダルに一番近い選手」を選ぶための一つの手段なのかな、という印象を受けました。むしろ、大事な世界選手権を全日本だけで選んだらキケン!だからこその細かい選考基準な訳でしょう。

もし「3年連続で欠場はどうなの」という意見があって「それもそうだ」みたいな流れになるんだったら、翌年から「2年連続は適用しない」みたいな文を入れればいいと思います。が、何のために?という疑問が湧きます。「金メダルに一番近い選手に」という基準と関係なくなるような。

もし1年2年と試合から遠ざかってからの久しぶりの復帰で、それが欠場での世界選手権選抜だと疑問が湧くのもわかる気がします。でも羽生選手の場合、ちゃんとチャレンジャーシリーズとグランプリシリーズ3試合も出たのに。。世界記録出したのに。。選抜されなかったらこっちの方がおかしいと私は思います。

 

※とにかく羽生選手の回復を祈っています!

 

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