伊藤みどり 英語ニュース

パワースケーティング(伊藤みどり)⑥ Power Skating《NEWS#1991-3-10》

投稿日:2018年10月17日 更新日:

theNYTimesより、1991年のアーカイブです。

パワースケーティング(伊藤みどり)⑤ の続きです。とっても長いので区切りながらやっていきます。今回もまたほとんどコンパルソリーの話題です。

※英語学習者の端くれなので、英文解釈などの間違いがあるかもしれないことを言っておきます。

オリジナルはこちら。

Power Skating
パワースケーティング⑥

大須リンク

The Osumo rink in Nagoya, where Ito trains, is a notable handicap.

名古屋の大須リンクは伊藤がトレーニングしているところだが、著しくハンディがある。

Built in 1953, it is a little smaller than standard.

1953年に建てられ、標準より少し小さい。

Legions of wobbly recreational skaters have left it with scars that never have time to heal.

legion:集団、軍団
wobbly:不安定の

不安定の遊びに来るお客さんのスケーターたちが傷を残していって、それをきれいにする時間がない。

As a child, Ito would practice there in a group from 6 to 7:30 A.M., go to school, and come back again from 5 to 8 P.M.

子どもの頃、伊藤はそこで午前6時から7:30までグループで練習していて、学校へ行って、再び午後5時から8時までそこで練習したものだ。

※大須リンクってずっとOsumo rinkとなってるのはなぜなんだろう…。昔の名称は「おおすも」だったのでしょうか。それともただの誤植?

"I've never had any confidence about my figures," Ito confesses. "I could never really trace well."

「私の(コンパルソリー)フィギュアにはまったく自信がない」伊藤は告白する。「上手にトレースできたことは本当にまったくない。」

Still, this is not simply a matter of practice; it's a matter of temperament.

temperament:気質、気性」

ただ、これは単純な練習の問題ではない。気性の問題だ。

The compulsories demand a submission to the geometry; Ito wants to dominate the rink.

submission:言いなりになること、服従
geometry:幾何学

コンパルソリーは幾何学に忠実になることが求められる。伊藤はリンクを支配したい。

"For the compulsories," Yamada says, "you have to skate slowly, deliberately -- you have to be composed.

deliberately:慎重に
be composed:落ち着いて

「コンパルソリーのためには」山田は言う。「ゆっくり、慎重に滑らないと。落ち着かないといけない。」

That's just not Midori's personality at all. Her style is quick and energetic. She's an attacker."

「それはみどりの性格とまったく違う。彼女のスタイルは素早くてエネルギッシュだから。彼女はアタッカーよ。」

コンパルソリー廃止へ

In June 1988, the attacker got her big break.

1988年6月、このアタッカーは大きな転機を得た。

The International Skating Union met in Davos, Switzerland, to consider eliminating the compulsory figures from competition.

国際スケート連盟はスイスのダボスで会合を開き、競技会からコンパルソリーフィギュアをなくすことを検討した。

Opinion was divided. Member countries traditionally strong in the figures -- among them the United States and Canada -- were reluctant to give them up.

意見は割れた。伝統的にフィギュアに強いメンバーの国々、アメリカとカナダなどはコンパルソリー廃止にいやいやだった。

They also happened to have lots of year-round skating facilities where training could be done.

その国々は、たまたま通年のスケートの設備がいっぱいあって、トレーニングができるところだ。

Member nations not so happily endowed, including Japan, were ranged on the other side.

be ranged on the other side:反対側の立場に入る。

メンバーの国々はあまり快く承知しなかった。日本含め。反対側の立場に立った。

ん?日本はコンパルソリー廃止反対派?(調べてみると、コンパルソリー廃止に反対していたのは、アメリカ、カナダ、イギリス、ニュージーランドでした)反対側の立場、というのは、反対派の反対派(つまり廃止賛成)ということか…?

"Spectators," Takizawa notes, "can't see the tracing on the ice. Most of them have no idea why one skater gets a higher score than another."

「観客は」瀧澤は言う。「氷上のトレースは見れない。ほとんどの人がなぜあるスケーターが他のスケーターより点数が高いのかわからない。」

The compulsories were more than a mystery, the argument went.

コンパルソリーはミステリー以上だ。論争が起こった。

They were time-consuming and downright dull. Without them, figure skating would draw more attention.

time-consuming :手間がかかる
downright:正真正銘の、率直な、露骨な

手間がかかるし、正直つまらない。それがなければ、フィギュアスケートはもっと注目されるだろう。

 

"Of course, we depend a lot on television for financial support," says Katsuichiro Hisanaga, chairman of the Japan Skating Federation's figure-skating committee.

「もちろん、私たちは経済的援助のためにテレビにたくさん頼っている。」久永勝一郎、日本スケート連盟会長は言う。

"The compulsories were taking up enormous amounts of time, and the television networks just didn't want to cover them."

「コンパルソリーは時間をすごく使うし、テレビネットワークではこれらをカバーしたがらない。」

 

In the end, the majority of voters favored the figure-skating audience.

結局、投票した大多数はフィギュアスケートの観客に賛成した。

As of July 1, 1990, declared the I.S.U., the compulsories would no longer be a required event.

1990年7月1日で、ISUはコンパルソリーは今後試合に必要がなくなると宣言した。

The short program would count for one-third of the overall score and free skating for two-thirds.

ショートプログラムは総合得点の3分の1を占め、フリースケーティングは3分の2を占めるようになる。

BUT UNTIL THE RULES were changed, Ito managed the best she could.

しかしそのルールが変わるまでは、伊藤はどうにかベストを尽くした。

At the 1985 world championships in Tokyo, she wanted to become the first woman ever to land a triple Axel in competition.

1985年の東京での世界選手権では、競技会で史上初のトリプルアクセルを決める人になりたかった。

 

次は⑦で…。

Power Skatingの記事一覧

タグ付けしているので、こちらから、他の記事を読めるようにしています。

ブログランキング

ぜひ、ほかのブログも見てみてください。

フィギュアスケートランキング


英語関係はこちら
にほんブログ村 英語ブログ 英語表現・口語表現へ
にほんブログ村

adsense336




-伊藤みどり, 英語ニュース
-

Copyright© フィギュアスケートと英語とあれこれ , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.