※羽生くん二人いる!
買いました。この雑誌買ったのはじめてです!図書館で読んだことはありましたが…。羽生くんに関する記事を読みたかったのもありますが、平成時代の金メダリストを総まとめしているという点でも興味があって買いました。
パトリックの記事
ハビエルとパトリックが羽生くんについて語っています。特に印象に残ったパトリックについて。記事の中でまずはつっこみどころとして「ソチまでにパトリックとは数えるほどしか対戦してない」と書きつつ、7大会もあるやん!十分多いじゃん…とか。そうか、パトリックは羽生くんのことはいつの間にか最終グループにいる若手という感じでノーマークだったのか…とか。
パトリックが羽生くんを語るというのはなかなか貴重で、読んでいるとやはりパトリックがソチで負けるのは必然だったような気もするしタイミングの悪さというのもあった気がします…。でもすごく感動する内容でした。
あと、パトリックのコーチ!ソチ五輪での声掛けはもう既出の話題なのかどうかは分かりませんが、もしそのことをファンが知ったならかなりブーイングものかも…。うん、そんなことを直前に言われても余計に集中できなくなるかもね…。
北島康介とハンセンのライバル関係
他の記事も面白かったです。2006年に荒川静香が金メダルを取った時に伊藤みどりさん「私の銀メダルから14年は長かったかな」って。確かに冬の時代は長かったな…と思うけれど、フィギュアスケートは日本人が活躍してないときでも存在感がある競技だったな、って覚えています。ハーディングとか、クワンとか。
そして北島康介さんとライバルのハンセンの記事は本当に熱い!恥ずかしながらハンセンさんを知らなかったのですが、ハンセンの記事の中で「北島の雄たけびをアラームにしている。」という文を見てリアルに吹き出してしまい、そして次のページに本人が「それはただの噂だよ」と書いてありました。本当にびっくりして笑っちゃいました。お互いが記録を更新しあってお互いを高めあっていく。選手当時は辛かったこともあったと思いますが、素敵なライバル関係だったんだなって思いました。
石井慧「斉藤先生のプレッシャーに比べたら…」
この雑誌をみて、思い出したのが柔道の石井慧。2008年の北京五輪で100キロ超級の金メダリスト。「オリンピックのプレッシャーなんて斉藤先生のプレッシャーに比べたら、屁の突っ張りにもなりません」という名言を残していますが、これってロシアフィギュアスケート女子のエテリコーチの元でのプレッシャーの状況に似ている?と思いました。
ああいった厳しいコーチのもとで切磋琢磨している環境は、普段がすごくプレッシャーが強い分、本番にも強いですよね。世界選手権を見ていて分かりました。
柔道といえば五輪三連覇の野村忠宏も、金メダルを取ってもいつも一面はヤワラちゃんで悔しかったそうですが、その分注目がいつもヤワラちゃんで楽だったとも言っています。これって羽生くんに注目が集まる分楽だったと言っていた宇野くんを思い出しました。