これまでに書いた内容と被るところもあるので、極力それ以外の平昌五輪の思い出について。
知らない選手だらけになってた平昌五輪
平昌五輪では、いつの間にか知らない選手だらけになっていました。真央ちゃん引退、そして村上佳菜子さんもいつの間にか引退。
羽生くん以外では、宇野昌磨くんと宮原知子さんはかろうじて顔と名前が分かる程度。田中刑事選手は…あ、あの名前が刑事の!!と嬉しくなりました。名前だけはずいぶん前から認知していたので。
日本女子の有力選手はほとんど知らない子になっていて誰が誰だか…みたいな感じになっていました。
宮原さん以外では、テレビ露出が多い本田真凛選手くらい。ただ、真凛ちゃんの演技は見たことが無くタレントとして知ってる、という感じ。
羽生くんが11月に怪我をしたことはニュースで知っていたのと、連覇がかかっているのと心配もありとても注目していました。つまり、私にとってはバンクーバー以来注目して見るフィギュアだったんです。
私が見ると負けちゃうかもしれない。ちょっと怖かったです。でもどうしても見たいという気持ちがまさってたので生放送で見ました。
ソチ五輪のときの羽生くんが、さらに大人になってた…。
神がかりなショート、そしてフリー。金メダル。羽生くんを取り巻くライバルたちもその時に知りました。今思えばそういう情報を知ったうえで見た方がもっとドキドキしたでしょうね。
ちなみに団体戦は全く見ていませんでした。
平昌五輪女子フィギュア
率直な男子フィギュアの感想は前に書いた内容と被るところがあるので、女子について。
男子金・銀の興奮のあとの女子は、誰が誰だか分からないが、とにかくロシアが強いらしいということだけ知りました。
私のようなライト層にとって、メドベージェワもザギトワもはじめて見る選手です。メドベージェワは世界選手権で2連覇していたにも関わらず、全然知りませんでした。
まずショート。はじめて見た坂本選手はなかなかいい感じにまとめてきて、上位5位に!スポーティな高校生でフィギュアには珍しいタイプの選手です。
そして宮原さん。宮原さんの演技もはじめて見ました。SAYURIの振り付けで、ちょっと顔を振り向くしぐさの振り付けが気に入りました。
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着物をきた美しい日本女性がすぐにイメージできました。これが表現力なのか。演技はキッチリして、緻密な印象を受けました。雑さが全く感じられないのです。
ですが、その後オズモンド選手を見たときに、「やばい」と感じました。彼女のスピーディさとジャンプ力は、一段レベルの高いところにあると感じたのです。
ザギトワ選手は沢尻エリカそっくり!と思いました。演技はなんだか今までの子たちよりレベルが違う、ということは見て分かりました。素人なので、それがなんであるかはわかりませんが、ジャンプのつなぎの濃さやレベルが高いってことなんでしょうね。
それから情報番組を色々見て、「宮原選手銅メダル取れるか?」みたいな感じでしたが、出ていた解説者が「ミス待ちだったら…」となんとも正直なことを言っていたような(本田さんかな?)。素人目に見ても、上位3人とはレベルが違う…と私も分かってしまいました。
フリーでは、コストナー選手を見て懐かしい!と思いました。多分、バンクーバー五輪前後ではよく見ていたんだと思います。31歳…スゴイ。残念ながら5位でしたが、トップクラスを維持していて驚異的です。村主章枝さんの「しくじり先生」を見て20代後半での現役を続けることがどれだけ難しいか聞いたばかりだったので。あと、長洲未来ちゃん。後で知ったのですが、ソチ五輪は出れなかったようで。団体でトリプルアクセルを決めたと後で知りました(その経緯も記事で読んで、また感動)。
ザギトワvsメドベージェワは僅差でザギトワ選手が勝ちました。それまでずっと勝ち続けてきたメドベージェワ選手が負けてしまい、なんだか少しかわいそうな感じもしましたが、これがオリンピックなんだな、というドラマを見た気がしました。
それにしても女子は自己ベスト更新ばかりでメンタル強いですね。
ほがらかなオーサーを見たあとだったから、エテリコーチ恐ろしやって思っちゃった。