遅ればせながら、羽生結弦選手の著書、「夢を生きる」を読みました。
雑誌「Ice Jewels」に掲載されたインタビューや書下ろしなどを含めた本で、平昌五輪後に出版されました。
読んだタイミングが2019年1月…と、平昌五輪後新しいシーズンがはじまって、ロシア大会後に再び足首のケガを経て…なので、とても不思議な感じがします。
不思議な…というのは、著書の中で、グランプリ初戦ごろが一番ケガが多いと語っているところ(2018年ロシア戦後インタビュー)とか。NHK杯でも次の年のロシア杯でも2戦目ではあったけれど、タイミング的にけがをしやすいと分かっている…。そうでなくても、2014年も2015年も全日本選手権のころは調子が悪く、そういうバイオリズムみたいなものはもうわかっているんだ…と。今年の試合前でも「去年のようなけががないように…」って語ってましたよね。だからこそ本当にまたけがをしたということは悔しいし苦しいだろうな、と。本当にけががすぐ治る機械があればいいのに。
また、2016年の世界選手権の後には、ケガをして練習できなかった頃が無駄だったと思えるくらい悔しい気持ちや喪失感がありありと伝わってきて、読んでいてとてもつらかったです。何度も負ける夢を見る…とか…。
ケガが治ったアスリートが、「休んでいた時間は無駄じゃなかった」とインタビュー等で答えているじゃないですか。この言葉は、成功した人は言えるけれど、成功しなかった人は言えないと思います。正直に言うと、僕だって世界選手権の3か月前が無駄だったかと改めて考えると、完全に無駄だったと思ってしまうくらい、いやですから。これから五輪に向かっていく中で、もしも五輪で成功できたら、勝てなかった世界選手権の前の準備期間も無駄ではなかったと言えると思います。
だからこそ、平昌五輪で連覇して本当に報われたな、と思いました。
そして新しいIce Jewelsでも、インタビューが掲載されるとか!
ファンになって1年もまだ経ってないですが、けがで試合数少ないこともあって露出が少なく、インタビューも少なく…。だから新しいインタビュー早く読みたいな、と待ち遠しいです!
(追記)ananも!
ananが表紙になった後はいい成績になる!というジンクスがあるとか…。
来週1/23発売の2136号は『選択力の高め方』特集。
表紙は羽生結弦さん。ananでは4回目の表紙を飾ります。
写真は横顔のアップで、至近距離から彼を見つめている気分に。
16Pの特集記事もお見逃しなく。
世界選手権での活躍をお祈りしております!#anan #アンアン #羽生結弦— anan (@anan_mag) 2019年1月16日