フィギュアスケートファンになるまでその6
羽生結弦くん、宇野昌磨くんの平昌の演技を見返したり、他の女子選手のものを見返したり、余韻にふけるだけでなく、過去のオリンピックのものにさかのぼって色んな選手を見まくるようになりました。
たぶん、これが、スケートファンになった第一歩だと思います。
あの平昌を迎えるまで、動画めぐりとかはほとんどしたことがなかったのですから。
ソチの頃の羽生くんを見て…。ショートの「パリの散歩道」のイメージが強烈で、フリーは失敗してたから、フリーはどんなものかあまりちゃんと見たことがありませんでした。テレビがパリ散ばかり放送してロミジュリをスルーしてたせいでしょうけれど。あの頃は、羽生くんは「可愛くてキザで素敵」と思ってました(キザなのはあくまでパリ散のイメージから!)。あんなにコテコテなキザな演技はアイドルのように吹っ切れていてすごいな、と思ってましたし、若くてかわいくて賢そう、という好印象を持っていました。
プルシェンコ選手の演技もあらためてみたり。プルシェンコさんは日本のテレビによく出てくるし有名だから知っていたけれど、ライバルだったヤグディンのことは知りませんでした。こんな選手がいたんだあ、すごいなあって。ソルトレークシティーオリンピックでは、本田武史さんがショートプログラムで2位になって、もしかしたら男子でメダルが取れるかも!とニュースになって見たことは覚えています。しかし、外国選手だからといってスルーしていたヤグプル対決…。全然記憶にないんです。もったいない。
思えば、男子シングルにはあまり魅力を感じてこなかったのは事実です。女子に比べて体が硬そうだったり、ジャンプがきれいに見えなかったり。失礼ではありましたが、当時は本当にそんな風に思っていました。
浅田真央さん、安藤美姫さん、懐かしいなあ、ミシェル・クワンとかスルツカヤとかいたなあ(名前は憶えていた)と思いながら過去にさかのぼって見返しているうち、羽生くんに感じたようなまたとんでもない鳥肌ものの選手を見つけてしまったのでした。。そのとんでもない鳥肌ものの選手とは…?(次回へ続く)