20年以上分からなかったフィギュアスケートのジャンプがあっという間にわかるようになった経緯にちなんで、ジャンプの見分けシリーズを書いてみます。
(あくまで素人目線です!)
今回は、コンパスをキュルルっと回したような?サルコウジャンプについて。
目次
ジャンプの種類は6種類
難易度順に6種類。
- アクセル
- ルッツ
- フリップ
- ループ
- サルコウ
- トゥループ
ジャンプの見分け参考サイト
理論的なことは、こちらから。やっぱり見分けやすいのは3回転より4回転の方。大技ゆえに大きくて滞空時間もあり、入るときもサルコウに行くんだな、と思わせる動作が分かりやすいから。
とりあえず、この動画が分かりやすかったので、紹介します。
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わたしだけ?サルコウはちょっとコンパスっぽい
私だけかもしれませんが、サルコウはコンパスで円を描こうとしている形に似てるなーって思います。
左足が軸で、右足が芯が付いている方。少しだけ弧をかすってから、空中にクルクルクルって感じ(伝わるかな)。
ハの字サルコウとハの字じゃないサルコウ
左足内側のエッジで滑りながら、右足を前上方に振り上げて跳ぶので、瞬間、内股が「ハ」の字になります。踏み切るときにスキーのボーゲンのような体勢になったら、サルコウと判断できると思います。
とありますが、ハの字になるタイプの選手とハの字タイプじゃない選手がいます。
安藤美姫さんの4回転サルコウ(ハの字)
村上大介さんのサルコウの入り(ハの字)
羽生結弦選手のサルコウの入り(ハの字じゃない)
浅田真央さんのサルコウ(ハの字じゃない)
サルコウの入り方はたいていクルクルしてから
「あ、これサルコウ跳びそう」ってわかる入り方があって、入る直前にタイミングを取るように、クルクルとゆっくり目にターンをしてからサルコウをしゅっと跳ぶ選手が多くいます(技術的なターンの名称とかまだ勉強不足で申し訳ない)。
言葉ではわかりづらいのでこちらの動画たちを見れば、私の言いたいことも伝わるでしょうか。
ハビエル・フェルナンデスのサルコウ
3分過ぎに跳んだ単独の4回転サルコウはGOE満点。
羽生結弦選手のサルコウ
冒頭の4回転サルコウはGOE満点。
コリヤダ選手のサルコウ
新採点ルールでGOE2.91。
友野一希選手のサルコウ
1つ目はオーバーターンが入ったコンビネーションジャンプ。2番目の単独サルコウは新採点ルールでGOE1.94。
オイラーからのサルコウ
2A+1Eu+3S など、3連続ジャンプの3番目に選ばれることが多いサルコウ。TやLoは2連続のコンビネーションジャンプでそのまま足を換えることがなく行けるのですが、Euというオイラージャンプを挟むことによってTやLo以外のジャンプを選択できます。
単独ジャンプと違ってオイラーの勢いをそのまま利用して跳ぶので、単独ジャンプより難しいでしょう。
伊藤みどりの2A + 1Eu + 3S
これ凄くないですか?冒頭の2Aの飛距離はもちろん、オイラー、3サルコウ、そしてスピンまでの流れとスケールの大きさ。しかも音ハメぴったり。もう数100回は再生して見てる…。