今回世界選手権に出場しメダルを獲得した歴代のスケーターのメダル獲得数をランキング、男子シングル編に続いて、女子シングル編です。(2019年世界選手権まで調べ)
歴代の最多メダル獲得の選手は?
生まれ年、国籍、五輪メダルも書きました。最低でも五輪から五輪の4年以上トップ選手で居続けて、4個以上メダルを獲得したスケーターを紹介します。参考までにオリンピック金メダリストは赤字にしています。
11個
- ソニア・ヘニー(1912年・ノルウェー・五輪3連覇)
金10 銀1
9個
- ミシェル・クワン(1980年・アメリカ・五輪銀銅)
金5 銀3 銅1
6個
- ヘルマ・サボー(1902年・オーストリア・五輪金)
金5 銀1(ペアでも金2、銅1) - キャロル・ヘイス(1940年・アメリカ・五輪金銀)
金5 銀1 - カタリナ・ヴィット(1962年・東ドイツ・五輪2連覇)
金4 銀2 - クロンベルガー・リリー(1890年・ハンガリー)
金4 銅2 - イリーナ・スルツカヤ(1979年・ロシア・五輪銀銅)
金2 銀3 銅1 - 金妍兒(1990年・韓国・五輪金銀)
金2 銀2 銅2 - カロリーナ・コストナー(1987年・イタリア・五輪銅)
金1 銀2 銅3
5個
- ショーケ・ディクストラ(1942年・オランダ・五輪金銀)
金3 銀1 銅1 - 浅田真央(1990年・日本・五輪銀)
金3 銀1 銅1 - メーガン・テイラー(1920年・イギリス)
金2 銀3 - ガブリエル・ザイフェルト(1948年・東ドイツ・五輪銀)
金2 銀3
4個
- メーライ=ホルヴァート・ジョーフィア(1889年・ハンガリー)
金3 銀1 - ペギー・フレミング(1948年・アメリカ・五輪金)
金3 銅1 - テンリー・オルブライト(1935年・アメリカ・五輪金銀)
金2 銀2 - ベアトリクス・シューバ(1951年・オーストリア・五輪金)
金2 銀2 - アネット・ペッチ(1960年・東ドイツ・五輪金)
金2 銀2 - リンダ・フラチアニ(1960年・アメリカ・五輪銀)
金2 銀1 銅1 - 陳露(1976年・中国・五輪銅2)
金1 銀1 銅2 - レギーネ・ハイツァー(1944年・オーストリア・五輪銀)
銀3 銅1 - フリーツィ・ブルガー(1910年・オーストリア・五輪銀2)
銀2 銅2 - ビビ=アンネ・フルテン(1911年・スウェーデン・五輪銅)
銀1 銅3
まとめ
1位は女子シングル唯一の五輪3連覇をはたしたソニア・ヘニー!2位はなんとミシェル・クワンが9個!五輪金がなくてもやはりレジェンドだという証明を見せてくれました。6個のカテゴリには金姸児とカロリーナ・コストナー選手が入りました。コストナーさんは長いキャリアずっとトップ選手の一人として今も活躍しているレジェンドです。そして、5個を獲得した浅田真央さんは2019年現在日本人最多の世界選手権金メダルを3枚獲得しています。
男子シングル編と同様に、五輪金メダリストと世界選手権のメダル獲得数の相関関係を見てみます。
世界選手権でメダル獲得数4つ以上の選手は24人で、五輪金メダリストになった選手は10人(42%)いました。銀メダリストは11(46%)人、銅メダリストは5人(21%)でした。五輪メダリストにならなかった選手は3人(13%)でした。男子以上に世界選手権でのメダル数は五輪に相関があるようです。
おまけ・世界選手権の最多金メダリストは?
こちらは表のみで金メダル3個以上を掲載。1番は五輪3連覇のソニア・ヘニーさん。
ソニア・ヘニー | 10 |
ヘルマ・サボー キャロル・ヘイス ミシェル・クワン |
5 |
カタリナ・ヴィット クロンベルガー・リリー |
4 |
ペギー・フレミング ショーケ・ディクストラ メーライ=ホルヴァート・ジョーフィア 浅田真央 |
3 |