これって羽生結弦くんにぴったりの四字熟語だなあ…って思ってたものをいくつか紹介します。
学校の宿題のヒントになるかもしれないし、受験生には壁に貼って励みにできるかもしれないし、なんの役に立つかわかりませんが…。あ、でも!漢字検定には間違いなく役に立つと思います!
※四字熟語の意味は、四字熟語オンラインさまより引用させていただいています。それぞれの四字熟語にリンクを貼っていますので、詳しく見たい方はそちらをご参考にしてください。
逆境に負けない意志の強さ、信念を曲げない
夷険一節 (いけんいっせつ) |
どんな時でも信念を守り続けること。 「夷険」は平らな場所と険しい場所のことから順境と逆境のことで、順境でも逆境でも信念を変えないということ。 |
どんな逆境があってもあきらめない不屈の精神を表すこの四字熟語を見て、「まさに羽生君だ!」と思いました。
確乎不抜 (かっこふばつ) |
意志がしっかりとしているため、何があっても動揺したり、平静さを失ったりしないこと。 |
何があっても動揺しない、意志の強さと平常心。
不撓不屈 (ふとうふくつ) |
苦労や困難があっても決して諦めることがないこと。 |
困難に負けない。
努力を重ねること
切磋琢磨 (せっさたくま) |
学問、精神、人格などを努力して磨き上げること。 または、同じ目標を持つ友人同士が競い、励まし合って互いに向上していくこと。 |
ANAの平昌五輪CM。
「何度も何度も何度も何度も繰り返す同じ動き。」「それはまるで、不純物を少しづつ捨てて」「世界で最も純粋なものを作り上げていく作業に見えた」
磨いて磨いて磨いて…!これこそ切磋琢磨。
ライバルでありチームメイトのハビエル・フェルナンデス選手とともにお互いを高めあう様子もまさに「切磋琢磨」ですね。
臥薪嘗胆 (がしんしょうたん) |
目的を果たすために、苦難に耐えて機会を待つこと。 |
薪の上で寝っ転がって苦い肝をなめる…。辛い困難も耐える。少しスパルタなイメージもありますが、多くの道場に掲げられてそうなフレーズですよね。
壁を乗り越えてさらにその先へ
百尺竿頭 (ひゃくせきかんとう)(ひゃくしゃくかんとう) |
行き着くことの出来る最高の地点。 長さが百尺ある長い竿の先の部分という意味から。 最高の地点からさらに努力して、その先を目指す向上心をいう。「百尺竿頭一歩を進む」とも。 |
最高の地点があっても、さらにその先を目指す、まさに羽生君にぴったりの四字熟語ですね!
誠実でまっすぐであること
剛毅直諒 (ごうきちょくりょう) |
裏表がなく誠実で意志が固いこと。 |
いつでも羽生君は羽生君。
質実剛健 (しつじつごうけん) |
真面目で飾り気がなく、心身ともに強くてたくましい様子。 |
まじめでかつ、たくましい。
内剛外柔 (ないごうがいじゅう) |
穏やかで優しそうな見た目だが、実際は何事にも意思を曲げない強い心を持っていること。 |
一見優しそうだけど、内側に秘めた強さ。
温文爾雅 (おんぶんじが) |
心がおだやかで、態度や言動が礼儀にかなっていること。 |
おだやかで、礼儀正しくピシっとしている様子がまさに羽生君。
文質彬彬 (ぶんしつひんぴん) |
見た目の美しさと中身の質の釣り合いがとれていること。 |
見た目の秀麗さと中身がぴったり合っている様子。
大きな目標
鴻鵠之志 (こうこくのこころざし) |
非常に大きな目標。大志。 |
小さいころから五輪で2連覇することが目標。
図南鵬翼 (となん(の)ほうよく) |
大事業や海外進出などの大きな計画を立てること。 大きな目標を立てて、その目標を達成しようとすることをいう。 |
国内にとどまらず、海外に出て、グローバルに物事を考えて大きな目標を達成しようとすること。
まとめ
「これって羽生君のことだな~」って感じた四字熟語をどこかで書きたい、と思ってたものを列挙してみました。すぐに思いつかなかったものが後から出てきたら、こっそりと追加するかもしれません。
はじめて「百尺竿頭に一歩を進む」という言葉を知った時に、最高点に行って満足ではなく、さらにその先へ尽力するんだ、という意味を知って驚愕とともに、金メダルをとっても満足せず、世界最高の演技を追求する羽生君のことを思い出しました。
それから、四字熟語を見るたびに羽生君に結び付けたり、自分のことに結び付けたり、自分以外の人や物語、ゲームキャラクター、世の理不尽さになどに結び付けたりしているうちに、四字熟語少し楽しいかも、と感じたりしました。ここには励みになるようないいイメージの言葉ばかり並んでいますが、中には「昔からゲスイやつはいるんだな」というものもあったりして、人って太古の昔から変わらず同じなんだな~…って変な境地になったりもします。