ジュニアグランプリファイナルの最年少記録を調べましたが、世界ジュニア選手権のタイトルも両方取っている選手について調べてみました。ジュニアグランプリファイナルと世界ジュニアはジュニアの時期にしか取れないタイトルでもあり、ジュニアで頭角を現している選手がその後どんな活躍をしているか?というのも合わせて見ていきたいと思います。
男子シングル
アレクサンドル・シュービン(ロシア)
19歳で2002年JGPF、2003年世界ジュニア選手権制覇。
小塚崇彦
16歳で2005年JGPF、17歳で2006年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2010年8位。
世界選手権2011年銀🥈。
四大陸選手権2009年銀🥈、2014年銅🥉。
GPF2008年銀🥈、2010年銅🥉。
スティーブン・キャリエール(アメリカ)
17歳で2006年JGPF、17歳で2007年世界ジュニア選手権制覇。
世界選手権2008年10位。
四大陸選手権2008年4位。
アダム・リッポン(アメリカ)
18歳で2007年JGPF、18歳で2008年世界ジュニア選手権、19歳で2009年世界ジュニア選手権2連覇。
オリンピック2018年10位。
世界選手権2010年、2016年6位など。
四大陸選手権2010年金🥇。
羽生結弦
14歳で2009年JGPF、15歳で2010年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2014年金🥇、2018年金🥇。
世界選手権2012年銅🥉、2014年金🥇、2015年銀🥈、2016年銀🥈、2017年金🥇。
四大陸選手権2011年銀🥈、2013年銀🥈、2017年銀🥈。
GPF2012年銀🥈、2013年金🥇、2014年金🥇、2015年🥇、2016年金🥇。
宇野昌磨
16歳で2014年JGPF、17歳で2015年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2018年銀🥈。
世界選手権2017年銀🥈、2018年銀🥈。
四大陸選手権2017年銅🥉、2018年銀🥈。
GPF2015年銅🥉、2016年銅🥉。2017年銀🥈、2018年銀🥈。
女子シングル
ユリア・ソルダトワ(ロシア)
16歳で1997年JGPF、1998年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2002年18位。
世界選手権1999年銅🥉。
欧州選手権1999年銀🥈。
GPF1999年4位。
アン・パトリス・マクドノー(アメリカ)
15歳で2000年JGPF、16歳で2002年世界ジュニア選手権制覇。
四大陸選手権2003年4位他。
安藤美姫
13歳で2001年と15歳で2003年JGPF、16歳で2004年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2006年15位、2010年5位。
世界選手権2007年金🥇、2009年銅🥉、2011年金🥇。
四大陸選手権2008年銅🥉、2011年金🥇。
GPF2009年銀🥈他。
太田由希奈
16歳で2002年JGPF、2003年世界ジュニア選手権制覇。
四大陸選手権2004年金🥇。
浅田真央
14歳で2004年JGPF、2005年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2010年銀🥈、2014年6位。
世界選手権2007年銀🥈、2008年金🥇、2010年金🥇、2013年銅🥉、2014年金🥇。
四大陸選手権2008年金🥇、2009年銅🥉、2010年金🥇、2011年🥈、2012年銀🥈、2013年金🥇。
GPF2005年金🥇、2006年🥈、2007年銀🥈、2008年金🥇、2013年金🥇、2014年金🥇他。
金妍兒(韓国)
15歳で2005年JGPF、2006年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2010年金🥇、2014年銀🥈。
世界選手権2007年金🥉、2008年銅🥉、2009年金🥇、2010年銀🥈、2011年銀🥈、2013年銅🥉、2014年金🥇。
四大陸選手権2009年金🥇。
GPF2006年金🥇、2007年金🥇、2009年銀🥈、2010年金🥇。
キャロライン・ジャン(アメリカ)
13歳で2006年JGPF、2007年世界ジュニア選手権制覇。
四大陸選手権2010年銅🥉、2012年銅🥉。
GPF2007年4位。
村上佳菜子
15歳で2009年JGPF、2010年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2014年12位。
世界選手権2013年4位他。
四大陸選手権2013年銅🥉、2010年金🥇。
GPF2011年銅🥉。
アデリナ・ソトニコワ(ロシア)
14歳で2010年JGPF、2011年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2014年金🥇。
世界選手権2013年9位。
欧州選手権2012年銀🥈、2013年銀🥈。
GPF2013年5位。
ユリア・リプニツカヤ(ロシア)
13歳で2011年JGPF、2012年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2014年5位。
世界選手権2014年銀🥈。
欧州選手権2014年金🥇。
GPF2013年銀🥈。
エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
13歳で2012年JGPF、14歳で2013年、15歳で2014年世界ジュニア選手権制覇。
世界選手権2015年銅🥉。
欧州選手権2015年銀🥈、2016年銀🥈。
GPF2014年銀🥈、2015年銅🥉他。
エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)
15歳で2014年JGPF、2015年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2018年銀🥈。
世界選手権2016年金🥇、2017年金🥇。
欧州選手権2016年金🥇、2017年金🥇。2018年銀🥈。
GPF2016年金🥇、2017年金🥇。
アリーナ・ザギトワ(ロシア)
14歳で2016年JGPF、2017年世界ジュニア選手権制覇。
オリンピック2018年金🥇。
世界選手権2018年5位。
欧州選手権2018年金🥇。
GPF2017年金🥇、2018年銀🥈。
アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)
13歳で2017年JGPF、2010年世界ジュニア選手権制覇。
まとめ
ジュニアグランプリファイナルと世界ジュニア選手権の両方を制した選手をまとめました。男子では6人、女子では14人。シニア転向後もオリンピックや世界選手権での活躍をされた選手が多くいますが、残念ながら怪我などで引退が早かった選手もいました。
男子の場合ジュニア時代に活躍できなくてもシニアで大きく成長する選手も多くいるのですが、その一方でジュニア時代から頭角を表している選手を見つけることもできます。ジュニアの成績がすぐにシニアで現れるというより少し時間がかかることが多いようです。
女子の場合はジュニアの勢いそのままをシニアで発揮するパターンが多いようです。ザギトワはオリンピックの金メダルも勢い失わないままとりましたね。ここ数年はずっとエテリコーチのロシア女子が占めています。