ブライアン対決、カルメン対決など、一騎打ち状態にある中で生まれた「~対決」、という言葉。選手たちは大変でしょうが、見ているファンにとっては盛り上がります。
Battle of ~ …対決
- Battle of the Brians ブライアン対決
- Battle of the Carmens カルメン対決
この二つは、カルガリー五輪1988年で男子トップ争いがブライアン対決(名前がブライアン同士)、女子トップ争いがカルメン対決(使用曲がカルメン同士)という面白い対決になったんですよね。カルメン対決の時は、2位にカナダ選手のエリザベス・マンリーが割り込みましたが…。
また、showdownも対決という意味です。
- showdown 対決
ブライアン対決に関する記事
"1988: Stars Boitano, Orser align for 'Battle of the Brians'" より(リンク切れ)
The much-hyped “Battle of the Brians” at the 1988 Olympics in Calgary took place between the U.S.’ Brian Boitano and Canada’s Brian Orser, who was skating on home ice. The official report from the International Olympic Committee deemed it “the single greatest athletic battle of the XV Olympic Winter Games.”
much-hyped:大きな話題となった
大きな話題となった1988年カルガリーオリンピックの「ブライアン対決」はアメリカのブライアン・ボイタノとカナダホームのブライアン・オーサーとの間で行われた。国際オリンピック委員会の公式のレポートではこの対決を第15回オリンピックゲームのシングルで史上最大の対決だったという。
カルメン対決に関する記事
"1988: Katarina Witt wins her second Olympic gold in thrilling 'Battle of the Carmens'" (リンク切れ)
East Germany’s Katarina Witt and the U.S.’ Debi Thomas’ showdown in the spotlight at the 1988 Olympics
東ドイツのカタリナ・ヴィットとアメリカのデビ・トーマスの対決は1988年のカルガリー五輪でのスポットライトで(記事の副題)
East Germany’s Katarina Witt won the 1984 Olympic gold medal and sought a back-to-back victory four years later at the 1988 Calgary Games. Witt, and the only woman to beat her since winning her gold, the U.S.’ Debi Thomas, had both chosen to skate their long program to Georges Bizet’s opera “Carmen.”
東ドイツのカタリナ・ヴィットは1984年のオリンピック金メダルを獲得し、さらに4年後のカルガリーオリンピックでも連覇を追い求めた。ヴィット、そして、彼女の金メダル以来初めて彼女を打ち破った唯一の女子であるアメリカのデビ・トーマスは二人ともロング・プログラムでジョルジュ・ビゼーのオペラ「カルメン」を滑ることを選んだ。
そして新しい同門対決…
2018年平昌五輪の同門対決、ロシア女子対決が話題となりました。
The battle of the Russians was singular in its excitement, but the fundamental tension of the competition was as old as the sport of figure skating itself: Should technical mastery be valued over theatrical brilliance?
singular : 並外れた、まれにみる
fundamental:基本の、根本的な、本来的な、
theatrical:劇場の、劇の、芝居の、
brilliance:光沢、明るさ、才気ロシア人同士の対決はまれにみる興奮したものだった。しかし本来の試合の緊張感は今までのフィギュアスケートそのものと同じだった。技術的な勝利は劇場型の輝きを上回るべきなのか?