恥ずかしがって、という意味のsheepish。なかなか羊っぽいと言われてもピンときませんが、紹介します。
恥ずかしそうな笑顔 sheepish smile
- sheepish (羊のように)内気な、恥ずかしがって
- sheepish smile 恥ずかしそうな笑顔
weblioでのコラムの説明には、「「気の弱い」「おどおどした」という意味で使われています。何か間違ったことをしてしまい、恥ずかしいとき。そんな時に見せる、気まずい笑い顔を sheepish smileと言います。」とあります。
shameful や、embarrassed に近い感情でしょうか。
なぜ羊なのかは、ちょっと日本人にはピンとこないですが、羊といえばシャイなキャラ、から来ているのかも…。
ソチ五輪羽生結弦選手の金メダルの記事より
USA TODAYより、"Japan's Hanyu persevered through tragedy to win gold" の記事から。
羽生結弦選手の地元が被災したこと、リンクがなくなり荒川静香さんに励ましてもらい、寄付をしたりアイスショーをしたりしたこと。支えてくれた人々に感謝したことが書いてあります。
そして、決してフリーでは満足いく試合ではなく、実際に彼も金メダルを逃したと思ったことなどに触れて…。
When he finally rose, he gave a sheepish smile.
ついに立ち上がった時、彼は恥ずかしそうな笑顔を見せた。
So steely and composed in his short programs in both the team competition and the men's event, he had come unglued at the most inopportune time.
steely:硬い、鋼のような、堅固な
unglued:引きはがされた
inopportune:折りの悪い、不適当な、都合の悪い
チーム戦も個人戦も、極めてしっかりして構成されたショートプログラムだったから、最も都合の悪いタイミングで引きはがされた。
※ショートは両方とも調子が良かったので、その調子がフリーでは崩れた、という意味だと思われます。
高橋大輔の記事より
ソチ後の高橋大輔さんについて。IFSより2016年9月の記事。
"DAISUKE TAKAHASHI: NEW WORLDS TO CONQUER"
“That season I did not want to work at all. I went away because I wanted some time for myself. If I am being honest, that is the reason I gave in order to escape,” he admitted with a sheepish laugh.
「あのシーズンは全然動きたくなかった。どこかへ行ったのは、自分自身時間が欲しかったから。もし自分に正直にいるならば、逃げ出したかったのが理由です。」彼は恥ずかしそうに笑って認めた。
“It had come to the point where I really did not know if I even wanted to skate anymore. If I’m not motivated to do something, I cannot do it. So I felt that skating in public when I was in that frame of mind would be disrespectful.
disrespectful:失礼な、無礼な
もしスケートをこれ以上したいかどうかを本当にわからなかったというポイントまで来た。もし何をするにもモチベーションがなかったら、何もできない。だからそのような気持ちで人前で滑ることは失礼かと感じた。