athleticism
適切な日本語がない…のかもしれません。辞書によると、運動競技熱、スポーツ熱などと書いてありますが、ピンとこないですね。
ピンとこないからなのか、日本語でも「アスレティシズム」の言葉が使われてきています。
- athleticism 運動競技熱、スポーツ熱、活動性、運動競技中心主義 など
語尾に~ism とついていますが、これは、〇〇主義、〇〇主張などの意味をもつ接尾辞になります。日本語でも~イズムという言葉が使われますね。
カタリナ・ビットに関する記事より
Along with the coquettish seduction, Witt lured fans and judges with her superb athleticism. (si.com)
coquettish:色っぽい seduction:魅力、誘惑
色っぽい誘惑とともに、ビットはその優れたアスレティシズムでファンと審査員を魅了した。
カルガリー五輪 伊藤みどりさんのフリー実況
athleticism という単語が登場したこの実況から。
"Jim, this program is a triumph of athleticism."
「ジム、このプログラムはアスレティシズムの勝利です。」
フィギュアスケートは芸術、という要素が強いスポーツでもあります。とくにみどりさん登場のころはそれが根強かったのでしょう。athleticismは、芸術(artistry)の対応する意味合いで使われていますね。また、みどりさんみたいなathleticismタイプはいままでいなかったんでしょうね。
今は芸術と技術、どちらも、という感じになってきていて、その両方がバランスよく表されるのが理想とされています。