ISUの2020-2021年に向けてのフィギュアスケートのルール改正が行われました。3回転ルッツとフリップが同得点、そして4回転ループ、フリップ、ルッツがどれも11点になるなど世間を賑わせました。
そして、今まではっきりとルールに言及しなかった離氷についてもついに記載されることになりました。
拙い離氷 poor/cheated take-off
- take-off 離氷、踏切
- poor take-off(cheated take-off)拙い離氷
poorは「上手くない、良くない」、cheatedは「ごまかした、ずるい」という感じかと思います。
拙い離氷に関しては、GOEが -1~-3つきます。
拙い離氷に関する例として、次のように書かれています。
Poor/cheated take-off: For example a toe-assisted jump is taken off from the full blade, Toe Loop is executed like a Toe Axel or there is excessive rotation on the ice at the take-off. The reduction in GOE is -1 to -3.
例えばフルブレードによるトゥアシストによるジャンプや、トゥアクセルのように跳ぶトゥループ、離氷の時に氷上で過度に回転があるもの。
(ソース:ISU COMMUNICATION 2324)